ハーフ・ジャパニーズとかいう結成40年のアメリカンパンク野郎

ハーフ・ジャパニーズといえば、あなたは誰を思い浮かべるだろう。たぶん、ウェンツくんとか、カルーセル麻紀とか、ピーターとか、だいたいなんとなくその辺りの芸能人が、脳裏を過ることと存じます。しかし、我らがセカンド・オピニオンたるグーグル先生に本キーワードについてお伺いを立てたところ、真っ先にヒットするのが、結成概ね40週年くらいを迎える生ける伝説のオルタナティブエクスペリメンタルパンクバンド「Half Japanese」だったりするのだ。


フェア兄弟が独自で編み出した、既存のミュージシャンの文脈からかけ離れた音楽スタイルが最大の特徴。洗練からはほど遠い、アマチュア的な原始的ともいえるスタイルはアバンギャルド実験音楽の境地にまで達している。(中略)ジャド・フェアは、あたかもギターを弾きこなしているかのような独自の奏法でも有名。30歳を越えるまで既存の音楽文脈に収まるようなギター演奏を披露しようとはしなかった。

via:wikipedia

まさにナチュラル・ボーン・パンクな来歴かつ、ちょっとした高齢の彼らですが、いまなお伝説続行中だけあって、バリバリの現役。最近ニューアルバムの発売と、MVを発表したそうです。

Half Japanese – “Hold On”

オールド・スクールなパンクサウンドが基礎なんだけど、中盤から急に「どわ~」っとくる技巧的で現代的なアルペジオ、包み込むようなストリングス、木管系の柔らかい音の楽器とオルガンたち、そしてメンバー自身の手で制作したと思われるアーティスティックなMVも相まって、なんともいえないメルヘンチックでアンニュイでメランコリックな新感覚パンクな内容なのでした。すっかりお爺さんのくせにお前ら、いいぞもっとやれ。

MVアート制作のメイン担当、かつ冒頭でも引用したとおりの変態ギタリストであるジャド・フェア氏の切り絵は各所で好評らしく、日本でもたびたび個展を開いているとのこと。次に個展をやるときは是非ぼくに教えてほしい。以下はジャドのドキュメンタリー映像です(全編英語)。

Jad Fair | Full Episode

2016年1月に発売されるアルバムがアメリカで予約受付中だそうだ。アート仕上げアナログ盤(17ドル)、普通のアナログ盤(15ドル)、CD(10ドル)を選べるみたい。しかもどれを選んでもデジタル音源がついてくるみたい。しかも、デジタル音源だけ(8ドル)も選べるみたい。なるほど安くね?ふつうにほしいし、ジャドが30歳になる前のプレイ映像、見てみたい。

 

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