第二回「Tokyo Noel的 四畳半クッキング」- 酵素摂取!-

今回は真面目ぶりまして、体質改善レシピをご紹介致します。気温もぼちぼち真夏に近づき、オフィスや電車のキツい冷房に参っていませんか?うまく汗をかけないと、老廃物が体内に溜まり、むくみや疲れの原因になりやすいのですね。旬の食材の酵素でお気軽にデトックスしちゃいましょう。
ご紹介しますのは「酵素ジュース」というもの。旬の果物や野菜、穀物を砂糖と混ぜるだけの簡単レシピです。素材の持つ酵素が砂糖の浸透圧によって滲み出てくるんです。
季節によって、使う素材もさまざま。冷蔵庫にあった林檎、レモンと頂いた旬の枇杷を使ってみました。細かく切って、準備完了。
枇杷の葉と種は後程焼酎に漬けて、常備薬にする予定です。うちの実家では、少なくともおばあちゃんの代から「枇杷の葉焼酎」を作っています。
解毒効果抜群ですよ~。
素材:砂糖=10 : 11
砂糖は上白糖でも大丈夫です。今回はうちにあったきび砂糖で作りました。
そうそう、玄米も入れます。豆を入れるひともいるらしい。何より大切なことは、旬のものを使うこと、だそうです。
混ぜます。混ぜなくっても、瓶の中に砂糖と重ねていくようにして入れていくだけでもOKですよ。混ぜた瞬間から浸透圧が始まります。
綺麗洗った瓶に移して終了!どんどん酵素がにじみ出ていくのが楽しいです。
一晩経つとこんな感じ!これを水割りやソーダ割りで頂きます。酵素菌はだいたい50度以上で死滅してしまうらしいです。お湯割りは出来なさそうですね。
酵素には発汗作用、利尿・整腸作用があって、毎日頂いていると水がどんどん飲めるようになり、体の水分バランスを調整してくれるのだそうです。私はもともと水分もそんなに摂れなくて、むくみやすい体質なのですが、酵素ジュースを作るようになってから幾分改善されつつあります。(それでも無理しちゃうのは考えものなのだけれど・・・)
放射能物質の対策にも良いというご意見もあったり、不明瞭ながらにもまだまだ力を秘めてそうだなぁとぼんやり思ってみたり。何から何まで健康的なことが大切にできるかといえば、そういうわけでもなく、いち消費者としての避けられない部分や廻る経済の一部なわけであって。
徐々にゆっくりでも、良い物事が当たり前になっていくといいですね。
★ちなみに、砂糖に漬けた素材の搾りカスは、お風呂に入れて酵素風呂が良いそうですよ!めっちゃ汗かくらしい!私はいつもケーキやパンの中に入れて食べちゃいます(笑)
索引:「自游人」2013.2月号 野村 由里さんインタビューより