右手で西アフリカ、左手でスイス生まれの楽器を一人で奏でるイギリスのイケメンアーティスト

クルミを紐でふたつ繋いだような西アフリカで生まれた楽器「アサラト」と、中華鍋をひっくり返したようなスイス生まれの楽器「ハングドラム」。この二つをひとりで同時に、しかも見事に素敵に奏でこなすアーティストが、ロンドンのとあるトンネルで演奏をしている映像です。

超人で、しかもイケメン。ぐうの音もでないよ。


 

まず右手のアサラト。マラカスとカスタネットを組み合わせたような音の楽器ですね。彼は難なく振っているので簡単そうに見えますが、実は結構難しい。いや、かなり難しい。名もなきミュージシャンである僕もいちど触ってみた事があるんですが、ぜんぜんダメでした。コツがいるのかなんなのか、とにかく彼のようにパーフェクトな演奏をするにはそれなりの才能と鍛錬が必要だということ。

そして左手(たまに両手)で叩いてるどこか不思議でキレイな音を出すのが、ハングドラム。スティールパン(スティールドラム)をひっくり返したような、アダムスキー型UFOのような、なんだか奇妙な楽器です。日本ではあまり見たことがない人も多いような気がします。僕も直接見たり触ったりしたことはありません。

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こちら、アダムスキー型の未確認飛行物体。

 

調べたところによると、ハングドラムはかなり新しい楽器で、スティールパンにヒントを得たひとりのスイス人が開発に11年を費やし、ようやく完成させたのが2001年とのこと。それから数年は手作りの受注生産をしていたようです。だから当初は、欲しくても手に入らない。

楽器自体の歴史がここまで浅いと、他の楽器のように先史から引き継いだ技術の蓄積もなければ熟達した先輩もいない。たぶん彼は、数年でほぼ独自にこの楽器の技術を習得したんでしょうね。すごすぎ。

 

それにしても、生まれてから「たったの」十数年でここまで爆発的に世界中へ広まった楽器は、おそらく人類史上においても稀なのではないでしょうか。インターネットと物流の発展は、音楽の広がりにも多大な影響を及ぼすようです。

 

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