世界で最も成功したと云われる架空のバンド”Gorillaz”のMV

フィクション。つまりGorillazは空想上の人物で、本当はそんなバンドがこの世にいるわけではないってこと。今日ではボーカロイドの初音ミク氏を筆頭に、アニメやゲームのジャンルから多くの創作キャラクターたちが商業的な成功を収めているので、もはやわざわざ「架空の」と前置くことにすら違和感を覚えちゃう昨今ですが、その中でもGorillazは唯一、個人的に思い入れがあるバンドです。
Gorillaz – Feel Good Inc. (Official music video)
もちろん、僕と彼らの間で個人的に交友関係があるわけではないのは、お察しの通り。最近Apple製品のCMでタイアップがあったようで、その人気もウナギのぼりって感じらしいですね。ファーストアルバムはこんな感じのジャケットなんだけど、見た事ある人もいるんじゃないでしょうか。
wikipediaによれば
楽曲面を担当するイギリスのロックバンド・ブラーのデーモン・アルバーンと、ヴィジュアル面を担当する「タンク・ガール」などの作者であるコミック・アーティストのジェイミー・ヒューレットによる覆面プロジェクト。
ヒップホップからパンク、スカ、ヘヴィメタルに至るまで、多様なジャンルを横断した音楽性を持つ。
2001年にリリースされたファーストアルバム、『ゴリラズ』は700万枚以上を売り上げ、ギネスブックの「最も成功した架空のバンド」に認定された。2005年にはセカンドアルバム、『ディーモン・デイズ』がリリースされ、こちらも800万枚超のセールスを記録する大ヒットを記録。2010年にはサードアルバムとなる『プラスティック・ビーチ』をリリースした。
みたいな感じの彼らなんだけど、確かそのファーストアルバムがリリースされた頃から「Plastic Beach」っていうGorillazが出演するアドベンチャーゲームがあって。
当時の僕ってば、彼らの作品に影響されまくってました。当時僕自身が組んでいたバンドのホームページを、1年くらいかけてプログラミングを独学しながらアドベンチャーゲームに仕立て上げたことがあったりして。で、いろいろあって、その時に学んだ技術で今も食いつないでたりして。
なんの因果か、僕が今こうやって今日の食事にありつけるのも、今でもバンドをやってるのも、この架空のキャラクターたちの影響なんだなあ思うと不思議な気分になるし、なんといっても、実は、ついさっきまでこの人たちが架空のバンドだってこと知らなかったもんだから、まあ、とにかく今、僕は不思議な気分です。