「ほら見て、ぼくはいま天国にいるんだ」デヴィット・ボウイの新作MV

みんなが子供の頃か、学生時代か、あるいは少なくとも今より若かった頃に、日本のテレビでも目にする機会が多かったジャミロクワイの大ヒット曲。おぼえているでしょうか?大きな帽子をかぶった小柄な白人のお兄さんが動く床で歌っていた、アレ。とってもハイセンスでカッコ良かったことをふと思い出して、先日ツタヤでアルバムをレンタルして聴いてみたらやっぱりカッコ良かった!そんなくだんのミュージックビデオが、有志の手でシュールなゲームになった模様。是非、そのプレイ動画を30秒間ほど眺めていただきたい。
FKA twigsさんはイギリス、ロンドンを拠点に活動する女性シンガーソングライターで、近年注目の新人アーティストな模様。彼女の作品の中でも実験的な部類であると思われる”Water Me”、楽曲もさることながらミュージックビデオが、あとに引く心地よい違和感を味あわせてくれます。が、コメント欄を見てみると、どうやらバッドなトリップと捉える人もいるようで、なかには「怖い」と感じたという人も。そんな不思議な作品です。
イギリス出身のヒップホップMC兼音楽プロデューサーDIZEE RASCAL氏の”Pagans”。ツッコミどころ満載のカンフー映画系アクションコメディ・ミュージックビデオです。このサムネイルの中心にいる人がディジー。ニンジャ軍団の師範役で、超強い設定なんだけど、よく見ると衣装は「栗澤消防団 第二分団」って書いてあるので、もしかしたらニンジャ師範じゃなくて消防団長なのかもしれない。
コンピュータの処理能力の向上と機材の小型化、安価化と共に、電子音楽は正比例して世界中に広まりました。昨今のポップミュージックでは、デジタルで生成された音声が含まれていない方が珍しいほどじゃないでしょうか。そんなエレクトロニカのなかでも、ハードコア・レイブと分類される欧米諸国や豪州などで1990年代に大きな発展を遂げたジャンルがあります。今回はこのジャンルの、現代をもってなお誰の追随を許さない方向を攻めている、型破りなミュージックビデオを集めてみたよ。
いわゆる一般的なミュージックビデオといえば、楽曲にあわせて別に収録したアーティストの演奏している姿や、曲に合わせたコンセプチュアルな映像を指すのが一般的。今回、イギリスのロックバンドコールドプレイの最新アルバムGhost Storiesに収録された一曲、”Ink”のミュージックビデオは、視聴している僕たち私たちの選択によって300通りに内容が変化する、マルチストーリーゲーム仕立てなのだ。